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2022/03/15新船橋CSNew!
数学克服術!
皆さん, こんにちは。
進学塾3Arrows新船橋CSの長谷川です。

千葉県公立高校入試の合否結果がでました。
これにて本年度の高校入試がすべて終了し,
現中3生は4月から憧れの高校生活が始動します。
本当に,お疲れ様でした。

それでは本年の入試問題を活用しながら,
『数学克服術』についてご紹介したいと思います。

昨年度入試までは大問5題構成でしたが,本年は
大問4題構成となりました。
従来の大問1+大問2が1部構成となったのです。
最初の計算問題3題の配点は各5点。その後の1行問題の
配点は各3点でした。計算の重要性を感じますね。

ちなみにどんな計算問題だったかというと,



①は中1内容・②は中2内容・③は中3内容の計算です。
ここで計算ミスをしてしまうと1問につき5点失点しまうのです。
さほど難しい計算問題ではありませんが,本番の緊張にて
ミスをしてしまう中学生もいるでしょう。
ここでの失点は自滅につながります。

では,日ごろからどのようなことに注意して
取り組んでいけば,平常心で解けるのでしょうか。

ⅰ.途中式を省略しない!
ⅱ.2度計算を実施する!

この2点が大事です。
学校の定期テスト・模擬試験・塾での確認テスト等で
計算問題に直面する機会は多いです。
たかが計算。と思わず,毎回きちんと意識して
取り掛かることで,本番も同じことが自然とできるようになります。


また,数学という科目では用語・公式・定理をしっかりと
覚える必要があります。他教科に比べると『覚える』という
作業は少ないように思えますが,実はたくさんの用語・公式・定理が
頭の中に入っていないと太刀打ちできません。
例えば,



①では,『素数』・②は『正四角錐の体積を求める公式』について
知識が身についているのかが問われています。
ブログを読んでいる皆さん,パッと答えることができますか?

素数の意味や,体積を求める公式が頭に入っていなければ
先に進みませんね。
素数とは『1とその数自身でしか割り切れない数』のこと。
○○錐の体積の公式は『底面積×高さ×1/3』。

もちろん上記以外の用語・公式・定理は小学生で勉強する
算数からの積み重ねになります。
きちんと小学生から土台を固めておきたいですね。
・・・初めましての用語・公式・定理と仲良くなりましょう。

ちなみに,実籾CSの新小5年生はすでに,
20までの平方数はすらすら言えます。
また,つい先日の授業内容が『立方体・直方体の体積』という
単元だったのですが,『たて×横×高さ』で公式を教えたのではなく,
『底面積×高さ』で覚えるように指導しました。

・・・なぜ,学校で習う公式と違う公式で授業をしているのか?
と思われた方もいると思いますが,中学1年生で○○柱の体積を
求める授業が展開されます。
例えば,三角柱・円柱・五角柱などの体積を求めるにあたって
『底面積×高さ』と教わるのです。結局,立方体・直方体というのは
四角柱のことですから,今のうちから学ぶことは有利に働きます。
新船橋CSも千葉県の校舎ですので,同様の指導を行っていきます。


そして最後の克服術は≪手を動かし続ける≫ということです。
こちらの問題を見てください。



(3)でGI//BCとなっていますが,この図形は明らかに
平行ではありませんよね。自分で図形を書きなおす必要が
あるということです。
そのためには普段から≪自ら図形が書ける≫技術を
正しく身に着けたいですよね。

中学生だけでなく小学生のみなさん,
立方体の見取り図はきれいに書くことができますか?
また,フリーハンドで円を書くことができますか?
こういったところから訓練していきましょう。

上記問題は本年度入試の抜粋となっていますので,
興味のある方は是非1度,問題をご覧になってください。
ホームページから探すことができます。


今回は,数学についてブログを書きましたが,
新船橋CSと実籾CSで他教科についても役立つ情報を
発信していきます。
次回は,社会について実籾CSの責任者がブログを
アップしますので,楽しみにお待ちください。


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