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2021/12/01小松川CSNew!
古典は嫌い?つまらないから?
こんにちは。
進学塾3Arrows小松川CSの平井です。

タイトルを見て、うんうん、と頷いている人が多いでしょうか?


少し前に小学生の授業で、「古典作品にふれる」という単元を扱いました。

今までにあまり見たことのない表現はありつつも、ネガティブな反応をする人はいませんでした。


一方中学生、高校生に話を聞くと、「嫌い」「やりたくない」という人がとても多い、、、

その原因としては、古文単語や古典文法などの基本的な知識が不足していることが考えられますが、
そもそも「嫌い」「やりたくない」となってしまっている人にとっては腰が重いかもしれません。


そんな皆さんには、現代の日本語で書かれている本や漫画で古典のストーリーにふれることをおすすめしています!

古典には実は面白い作品がたくさんあり、小学生の皆さんから大人まで楽しめるものまであります。

また、中学生・高校生にとっては、作品の内容を知っておくことで、古典の原文を読むときに全体像をイメージしやすくなります。

何より、話自体が面白いので、自然と古文に対してポジティブになれます!


今日は、古典の中でも非常に有名な「児(ちご)のそら寝」というお話を紹介します。

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昔々、比叡山にある延暦寺というお寺に幼い子供がいました。

寺の僧たちが、ある日の夜に、
「ぼた餅を作ろう!」
と話しているのを聞いて、自分も食べられるのだと楽しみにしていました。
かといって、出来上がるのを寝ないで待っているのは良くないと思い、部屋のすみで寝たふりをしていました。

出来上がった声が聞こえてきたので、自分のことも起こしてくれるだろうと待っていると、
僧の一人が、「起きてください!」と声を掛けてくれました。

でも、すぐに起きてしまうと、ぼた餅が出来上がるのを待っていたと思われてしまうので、
もう一度声を掛けられたら起きようと思い、寝たふりを続けました。

すると、「もう寝てしまっているから、起こさないでおこう!」と言われてしまい、起きられなくなってしまった。

もう一度起こしてほしいと思いながらも、僧たちは気にせずむしゃむしゃとぼた餅を食べている。

やがて子供は我慢出来なくなり、しばらくたってから、「はい!」と返事をして起きたため、

僧たちは大笑いしましたとさ。



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子どもながらに大人に気を遣ったという、何ともかわいらしいお話ですね。


最後に古典の漫画を紹介します。
ぜひ聞いたことのある作品から読んでみてください。


・日本の古典 まんがで読むシリーズ 学研  [小学生(高学年)/中学生向け]

・マンガでわかる 中学国語 古典 学研   [中学生向け]

・あさきゆめみし 大和和紀 講談社     [高校生向け]

・マンガ 日本の古典シリーズ 中央公論新社 [高校生向け]



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