2023/06/06新船橋CSNew!
【いまさら聞けない!】台風ってな~に?
皆さんこんにちは!
進学塾3Arrows新船橋CSの菊地です。
先日、新船橋CSでは
小学生対象の理科実験教室が開催されました。
当日は近隣の塚田南小学校で運動会があり、
日焼けして眠そうな顔をしながらも、
目を輝かせながら実験に参加してくれた姿が印象的でした。
本来この運動会は、前日の土曜日に行われる予定でしたが
台風の接近に伴い、日曜日に延期したという経緯があります。
台風が近づくと、中学生から
学校の休校を願う声が聞こえるようになります。
(我々は帰宅できなくなるので来ないでほしいのですが…)
今回はそんな台風についてお話します。
そもそも台風とは
アジア圏において発生する熱帯低気圧のうち、
10分間平均での最大風速が17.2m/秒以上のものを指します。
(英語ではtyphoon:タイフーンと呼びます)
似たような現象に「ハリケーン(furricane)」や
「サイクロン(cyclone)」があります。
これらは全て風速の値が一定の基準を超えた熱帯低気圧を指します。
台風 :最大風速が17.2m/秒以上(北西太平洋・アジア)
ハリケーン:最大風速が33.0m/秒以上(アメリカ付近)
サイクロン:最大風速が17.0m/秒以上(その他地域)
ちなみに「トルネード(tornado)」は
積乱雲の下で発生する強烈な上昇気流で、
最大風速100m/秒以上のものを指します。
アメリカのハリケーンで多くの被害が出るのも
この風速を見ると納得です。
(平均風速が30m/秒を越えると木が折れます…)
授業内で台風の話をすると
「予報円」の解釈について勘違いしている子が多くみられます。
天気予報を見ているとこんな図をよく見かけます。
これを見ると
「わぁ~関東に来る頃には大きくなってるな~」
と思ってしまうようです。
実はこの予報円ですが、
「台風がこの円に入る確率が70%と予想されるエリア」とされています。
つまり…
数日後にはこの範囲のどこかにいるだろうというものであり、
台風の勢力を表したものではないのです。
この知識は中学2年生の理科で学習する範囲ですから、
中3生の皆さんは知っている…はずです!
これから台風の接近が増える時期になります。
正しい知識を身につけ、正しく備えましょう。
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