Arrows日誌

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2023/05/19実籾CSNew!
季節を表す言葉知っていますか?
皆さん, こんにちは!
進学塾3Arrows実籾CSの福田でございます。

春らしく,天気が周期的に変化する季節となりました。
気まぐれに天気が変化する季節が春といわれており,日中は晴れていたにもかかわらず,
日が落ちてくると雲が広がったり,その逆に夜になると晴れたり,となることも多いです。

もうすぐ梅雨となりますが,梅雨の代名詞と言えば紫陽花ですね。
紫陽花以外にも,この時期はツツジや藤の花など,見どころの多い花はたくさんありますよ!


さて,古くから日本では,動植物の様子や気温の様子から四季折々の様々な呼び名をつけてきました。
古来の中国で使われていたものを使っていたこともあります。
十干十二支はその典型例ですね。

そのうちの一つとして,皆さんは【二十四節気】というものをご存じでしょうか?
簡単に説明をすると,一年を二十四の時期に分け,その時期における天候や様子を示した指標というものです。
これは日本で生み出されたものではなく,古代の中国において考案されたものになります。
しかし,現代においても日本の文化に深く根付いているものでもあります。
テレビ番組やニュース,天気予報で聞いた人もいるかもしれません。

五月十九日は二十四節気では『小満』と呼ばれ,草木がいよいよ成長期を迎える時期です。
見頃を迎える花がたくさんありますから,是非探してみてほしいです!
そしてあと1か月程経つと,いよいよ『夏至』を迎えます。
『夏至』とは,一年で昼が最も長くなる日のことですね!夏至を過ぎると,いよいよ夏を迎えます。


この二十四節気は,旧暦,つまり昔使われていたカレンダーを基に考案されました。
日本に当てはめると,睦月,如月,弥生…といった言葉を聞いたことがあるかもしれません。
いわゆる,『旧暦』というものですが,こちらも聞いたことがある人も多いのではないのでしょうか。
こちらは日本で生み出されたもので,それぞれの名前の由来に諸説ありますが,全て挙げると
冗長になってしまいますので,今回は割愛いたします(笑)

私が以前勤務していた教室では,旧暦の『葉月』がそのまま名前になっている人がいらっしゃいました。
今はそれぞれ高校1年生と大学3年生になる年齢です。
素敵な名前だなあ,と思うとともに,その生徒は元気かなあ,と感慨に耽ってしまいます(笑)
そして,時の流れが早いことに残酷さを感じます…(泣)


地球温暖化が進行し,四季をはっきりと感じることが難しくなってきた現代ですが,
こういった季節を感じる言葉は,日本語にはたくさんあります。
日常生活で使われることは決して多くはありませんが,短歌・俳句・川柳など,詩歌や韻文でよく使用される
ものもあります。
塾に通う人は,授業で扱う文章にそういったものが出てきたら是非辞書を使って調べてみましょう!
まだ通っていない人は,学校の授業を活用して調べるのも一つの手ですね!


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