Arrows日誌

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2022/07/26新船橋CSNew!
睡眠の質=勉強の質
こんにちは,進学塾3Arrows新船橋CSの松岡です。

皆さん,しっかり睡眠をとっていますか?
今年は例年に比べて早い梅雨明けを迎え,
激しい気温変化に体調を崩される方も
多いのではないでしょうか。
かく言う私も夏バテ状態が続き,
食事もまともに取るのが難しい日々を送っています。
その夏バテの中でも特にキツイのは「睡眠不足」になることですね。
睡眠が不足してしまうと日々のパフォーマンスが下がってしまい,
十分に実力を発揮することが出来なくなってしまいます。

生徒たちにとっても睡眠というのは成長をする上でも,
学習の定着を図る上でも重要な役割を果たしています。
では,子ども達にとって睡眠不足になることで引き起こされる
学習のデメリットとは何か,そして睡眠不足を
解消する上で必ずやってもらいたいこと3つを
今回はご紹介させていただきます。


【睡眠不足による学習のデメリット:集中力が低下し,勉強の効率が落ちる】

睡眠不足の状態が続くと,集中力が低下します。
そうなってしまうと,効率が悪い勉強を
してしまう恐れがあります。
効率が落ちた状態で勉強をしても,記憶にはなかなか定着しません。
そのうえ,時間ばかりがかかってしまう恐れがあるため注意が必要です。
人間の記憶には,「短期記憶」と「長期記憶」の2つがあります。
短期記憶とは,短い間だけ保てる記憶のことを言います。
一方,長期記憶は比較的長い期間にわたって保持される記憶のことです。
短期記憶は脳の「海馬」と呼ばれるところに蓄えられます。
睡眠中に大脳辺縁系にある扁桃体によって記憶が取捨選択されます。
そのため,効率が悪い勉強の仕方をしていると,
学んだことが短期記憶にとどまってしまう場合もあるのです。


また,睡眠不足で記憶の整理が不十分な状態になると,
短期記憶が長期記憶に変換されないという問題につながります。
長期記憶として知識がとどまらなければ,
どれだけ勉強をしても記憶として効率よく定着していかないことになります。


【質の良い睡眠を取るための方法:①就寝時間・起床時間を安定させる】

私は担当している生徒全員に授業開始前に睡眠時間を毎回聞きます。
23時~24時の間に寝ている生徒が多いように見受けられます。
ある生徒は朝まで友達と電話している。
ある生徒は動画サブスクリプションを利用して映画を観て
3時まで起きてしまう。
などすべてはスマホのせいですね。
ルールはしっかり守りましょう。
就寝時間と起床時間が安定しないと身心に悪影響を及ぼすことが
大学の研究結果で明らかになっております。
決めた時間に寝て・起きるという習慣を徹底させましょう。

     
          


【質の良い睡眠を取るための方法:②質の良い睡眠状態を作る】

睡眠の質を上げるには,入眠前に心身をリラックスさせることも重要です。
入浴時はぬるめのお湯にゆっくり浸かり,寝室の環境(寝具,照明,温度,湿度など)
にも気を配りましょう。
また,昼間の適度な運動も効果的です。
運動によって身体をほどよく疲労させることで
睡眠と覚醒のメリハリがつきやすくなり,
中途覚醒を防ぐのに役立ちます。
学童期~青年期は特にインターネットや
SNSが気になりがちな時期ですが,寝る前はなるべく
パソコンやスマートフォンの使用を控えることも大切です。
夜間にこれらの機器が発する光を浴びすぎると
睡眠を促すホルモンが分泌されにくくなり,
睡眠不足や睡眠の質の低下につながるためです。


いかがだったでしょうか。
ちなみにこのブログを書いているときにふと思い出したのですが,
私が学校で勤めていた時,ALTの先生がこんなことを私に仰ってました。
「良い仕事をする条件は良好な人間関係と睡眠の質で決まる」と。
なるほど,睡眠をいかにリスペクト出来るかで毎日のパフォーマンスが決まるとは
世界共通の認識なのでしょうね。

皆さんも今回を機に睡眠の質について改めて考え直してみてはいかがでしょうか?
きっとより良い日々へと変わっていくことでしょう。

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