2022/06/22新船橋CSNew!
「１０歳の壁」克服術！
皆さん, こんにちは。
進学塾3Arrows新船橋CSの長谷川です。
蒸し暑い日が続いています。
梅雨明けが待ち遠しいですね。
さて，保護者の皆さんは「１０歳の壁」と向き合った
経験はありますか？本日はこの「１０歳の壁」について
一緒に考えていきましょう。
ちなみに「１０歳の壁」とは，子どもが自信を無くしたり，
反抗的な態度をとるようになったりすることです。
つまり，幼少期から思春期に移行する時期に起こる
内面的な変化のことです。ですので，ちょうど１０歳になると
変化がみられるわけではなく個々の差はあります。
◇「１０歳の壁」が出現するのはなぜ？？？
①身体の面から
１０歳前後になると身体的に大きく成長してきます。
できることが増えてくるのも事実ですがその反面，
他者はできるのに自分はできない。と否定的に感じる機会も
多くなってきます。
自分のことをある程度客観的に見ることができるようになるため，
劣等感を感じるようになります。友達との競争においても
「どうせ自分は・・・」という態度になってしまうのもこのためです。
②思考の面から
また，今までの経験から高度な思考ができるようになるため
物事を客観的に見ることができるようになります。
具体的・抽象的・論理的思考が身につくからですね。
③リアルを知る
「世の中って甘くないじゃん」と現実を知る場面が増えてきます。
また，同年代の友達から『自分がどのように評価されるか』が気になる
時期にもなります。友達からだけではなく，親や教師の目も気にします。
◇親がしてあげられること
ずばり，『大人扱いする』こと！
「あなたはもう大人の世界に来たのだから、これからは大人の話をするよ」と
言ってあげましょう。
女の子であれば，恋愛や結婚，仕事と家庭のバランスのこと
などリアルな話をしてあげましょう。
男の子であれば，必要以上に干渉せずに程よい距離で見守ってあげましょう。
押し付けないアドバイスと共感が必要になります。
しかし，リアルな話を子どもが求めていても親の立場として
言えないことも数多くあります。そんな時はその道のプロに任せましょう。
スポーツであれば監督，勉強であれば塾講師など頼りになる大人に
子どもを預けてみましょう。
我々は今まで何千人という子どもたちと時を共にしてきました。
沢山の引き出しを持っています。安心してお預けください。
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