Arrows日誌

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2022/03/18実籾CSNew!
模試を受ける意味
皆さん,こんにちは。
進学塾3Arrows実籾CSの北嶋です。

進学塾3Arrowsでは来週火曜日から春期講習が始まります!
2月から新学年の学習がスタートし,早2ヵ月が経過しました。
春期講習では学年にもよりますが,この2ヵ月での学習と前学年の復習を実施します。
そして,春期講習明け4月の模試にてその成果を測ります。

ところで皆さんは模試をどこまで活用できているでしょうか。
模試とうまく向き合うことで,皆さんの学力向上につながることでしょう。
今回は模試の活用法について,お話していきます。


1年間で何度も受ける機会のある模試。
子供たちにとっては煩わしいものかもしれません。
しかし,この模試を上手く活用することで
ただ勉強するだけでは伸ばせない部分を補うことができます。

受けて受けっぱなし。結果を見て一喜一憂してそれで終わり。
そうなってしまってはいませんか?
折角受けたからにはちゃんと意味のあるものにしてほしい,
というのが周りの大人たちの願いです。
では,どのようにすればよいのでしょうか?

大切なのは「解き直し」と「振り返り」です。
この2つ,似ているようで全くの別作業となります。
それぞれ細かく見ていきましょう。



①「解き直し」について
解き直しとは読んで字のごとく,「解いて」「直す」ことです。

・欠けている知識の把握・再確認
個々の目標によってレベルは異なりますが絶対に落としてはいけない問題を確認しましょう。
また,知識問題に関してはただ確認するだけではなく,
その単元の関連事項も併せて復習できるとより効果的です。
もしかしたらここで覚え直してもそのうちのいくらかはまた忘れてしまうかもしれません。
「覚える」→「忘れる」→「覚え直す」→・・・
これを繰り返していくことで知識量は確実に増えていきます。

・より良い解法の探求
全ての問題が「答えを出せればよい」というわけではありません。
試験には当然ですが制限時間が存在します。
限られた時間の中で問題に目を通し,解かなければいけません。
解けたけど時間がかかった問題,苦戦した問題に関して,
もっとスムーズに解けていれば他の問題にもっと時間をかけられたかもしれませんし,
見直しに時間を割くことでミスが防げたかもしれません。
解けていたからOK!ではなく,解けていたからこそ,
一歩上のレベルを目指していきましょう


②「振り返り」について
模試の前の勉強の取り組み,模試の結果を振り返ることで,
次の模試に向けた方針を立てていきます。

・弱点の把握,改善案の模索
試験の形式は試験ごとにほぼ決まっています。
これは実際の入試に関しても同じことが言えますよね。
では今回の模試ではどこが原因で点数を落としているのか把握しましょう。
また,それは次の模試までにどのような学習をすれば改善されるのか考えます。
一人では解決策が浮かばないのであれば身近な人に相談してみると良いでしょう。
別の視点から思わぬ解決策が出てくるかもしれません。

・次に向けた勉強の方針決め
弱点を把握し,改善案が見つかれば後はそれをどのように進めていくか計画を立てます。
次の模試が近づいてきたら…と先延ばしにしてしまうと,
結局何もやらないまま同じ状態で次も臨むことになりかねません。
それではなにも成長もありません。
理解度を測るためだけであれば模試ではなく,別のものでも代用できます。
この計画の部分が「模試」を定期試験など他の重要な試験にも活かしていくうえで
非常に重要なプロセスとなります。


入試問題は「その学校から子供達への0時限目の授業である」
と言われることがあります。
ゴールであるが,スタートでもある。
模試はもちろん,普段の小テストや確認テスト,学校の定期試験も同様です。
テストからスタートして,勉強のサイクルを回していく。
それをテストの度に改良していく。
継続することができれば質の高い学習をこなすことができるようになっていきます。
また,その習慣は将来勉強以外でも役立つことでしょう。

いきなり1人で実践するのは難しいと思います。
それをサポートするために我々は存在しています。
一緒に挑戦しましょう!

習志野市(実籾・東習志野・大久保)・千葉市(花見川・長作)・船橋市(三山)地区の
小学生・中学生の皆さまいつでもお気軽にお問合わせください。
実籾駅から徒歩4分,メインストリート沿いにあり通塾も安心です。
スタッフ一同,お待ちしています。