2020/07/27小松川CSNew!
大学入試共通テストの出題形式について
こんにちは。進学塾3Arrows(スリーアローズ)小松川CS高等部担当の杉山です。
例年とはちがう形式ですが、ついに夏期講習が始まりました。
学校が夏休みになっていない中での夏期講習でなかなか大変だと思いますが、子どもたちは「この夏で成長したい!」という気持ちでがんばってくれています。
さて、わたしからは大学入試についてお話しします。
さて、わたしからは大学入試についてお話しします。
昨年度の大学入試で「大学入試センター試験」が終了し、今年度から「大学入試共通テスト」が始まります。
では、そもそもこの2つのテストはどのようにちがうのでしょうか。
細かいところをあげるとたくさんあるので、今回は出題形式に絞ってお話しします。
当初、センター試験が「マーク式」だったのに対して、共通テストでは「記述式」の問題を取り入れるという話になっていました。
ただ、採点者の質の確保や受験生の自己採点の難しさなどが問題視され、記述式の導入は当面見送りという話になりました。
そうなると、「センター試験とほとんど変わらないじゃないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
が、それはちがいます。
■センター試験
■共通テスト(記述式予定)
■共通テスト(マーク式予定)
■センター試験
■共通テスト(記述式予定)
■共通テスト(マーク式予定)
すべて数学ⅠAの三角比という単元の問題ですが、こんなにも出題のされ方がちがいます。
センター試験では、与えられた問題に対して公式や定理にあてはめれば解けるような問題が多かったのですが、
共通テストでは、身近なテーマについて問題文を読ませたうえで数学の知識を必要とする設問が出題されています。
圧倒的に問題の文章量が多く、文章を読んで問題を把握する能力も問われています。
出題形式がマーク式のままであっても、問われる力は変化しています。
現代社会でもこのような能力を持った人間が求められているということですね。
わたしたちも、「いかに子どもたちを思考させるか」を念頭において指導しております。
近年大きく変化している大学入試情報について今後も発信していきますので、次回も是非ご覧ください。
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