こんにちは。
進学塾3Arrows小松川CSの中島です。
今日は各種検定についてご紹介します。
中学生が受検する検定としては
主なものとして英検・漢検・数検があります。
受検機会はそれぞれ1月・6月・10月の年3回が
おおむねの目安となりますが、
中でも1月は特に中学生にとって
検定受検の絶好の機会です。
なぜなら、
中学生の定期試験も終わり、
次の定期試験まで3か月も空いているからです。
なおかつ、間に冬休みがあるため、
検定取得のために準備する時間が十分にとれます。
「そもそも検定って必要なの?」と思われるかもしれませんが、
高校受験において検定を取得することのメリットとして
以下の項目が挙げられます。
☆ メリットその1
私立高校推薦利用時に加点がもらえる。
ほとんどの私立高校の推薦基準は中学校の成績(内申)です。
3教科、5教科、9教科の合計内申で
推薦の出願基準が決められているのですが、
それ以外にも各高校が定める加点が存在します。
(例)
英検3級または漢検3級所持で内申に+1
英検準2級以上所持で内申に+2
高校によって何級以上で加点となるのか、
どの検定であれば加点されるのか、は異なりますので、
気になっている高校がある場合は
事前に調べてみるとよいでしょう。
☆ メリットその2
検定取得を通じて先取り学習ができる。
検定受検をする際は、自分の学年より1つ上の級を目指しましょう。
そうなると、まだ習っていない単元も出題されます。
塾の授業は中学校よりも先に進んでいることが多いのですが
それでも習っていない内容が出題されることと思います。
その分は自分で学習する必要があるのですが、
その学習はいずれやらなければならないものです。
検定のために自分でやる→塾の授業で詳しく習う→中学校の授業で復習、
の三段構えの学習をすることで
実力アップを狙いましょう。
☆ メリットその3
自分の頑張りを形にできる。
こちらは小学生にも当てはまります。
努力が合格という目に見える形で返ってくるので、
達成できた時の喜びは大きくなります。
また、目標の級を決めて、受検日までに必要な準備を進めていく、
というのは学習習慣を身につけるうえでも非常に大切です。
以上のように、検定受検にはメリットこそあれデメリットはありません。
「入試で有利だから受ける」というだけに
なってしまうと少し寂しい気はしますが、
最終最後で「あと内申が1あれば…」という状況は毎年見かける光景です。
学習への動機づけとして、
また、自身の選択の幅を広げるためにも
継続して検定を受ける習慣を作ってみてはいかがでしょうか?
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