Arrows日誌

Arrows日誌ARROWS DIARY

2021/08/26奥戸CSNew!
休養と、教養。
こんにちは!
進学塾3Arrows(スリーアローズ)奥戸CS
チャーリーこと中山です。

東京は久しぶりにとても蒸し暑い一日でしたね。
都心は昼前に35℃を超え、今年2度目の猛暑日となりました。
この暑さはもう少し続くようですので、
屋外ではもちろん、室内でもこまめに水分や塩分を補給し、
無理な運動はしない、夜間も空調を適切に使うなど、
熱中症にならないよう十分注意しましょう。

さて、8月も残すところあと少し。
既に学校が始まったところもあれば、
コロナ対策等で夏休みが延長になったところもあるようです。
いずれにしても、2学期の勉強がそろそろ始まります。

夏休み期間中、
塾生のみなさんは夏期講習等で、勉強もきちんと
やりきった夏になったと思います。
学校の宿題ももちろん終わっていて、
学校が始まってすぐにあるであろう「休み明けテスト」や
「定期試験」も、何の不安もなく臨めるはず…です。

「休み」だからといって、
毎日テレビの前でゴロゴロしていたり、
いつまでもベッドから出ずにスマホで動画をみたり、
丸一日ゲームをし続けたり、
不規則な生活が続いて昼夜逆転になったり…
していませんよね?

夏休みとは少し離れてしまいますが、
「休日」についてのお話を少し。

大人になって仕事を始めると、
平日は仕事、週末は休み、というように
働く日と、休む日が決められています。

労働基準法第35条には、
「使用者は、労働者に対して、毎週少くとも一回、
または4週間で4回の休日を与えなければならない」
と書いてあります。

あれ、週に1回?
ウチの親は土曜と日曜がお休みだけど?
って思った人、いますよね。

実は週休二日制は法律で定められているわけではなく、
会社や事業所などが独自に設けているものなのです。

ちなみに、学校では
2002年4月から完全学校週5日制が始まり、
学校公開日などでときどき土曜授業があるときも
ありますが、原則は土日休みとなっています。

有名な話ですが、
日本で週休二日制を最初に始めたのは、
パナソニック株式会社(以前は松下電器産業)の
創業者である松下幸之助で、
1965年には週休二日制を導入したそうです。

当時は、オリンピック景気の後から始まった、
戦後最長の好景気ともいわれる「いざなぎ景気」の真っただ中。
高度経済成長期のど真ん中の時代で、
商品を作ればどんどん売れるという多忙な時期でした。
当時の松下電器の労働組合は大反対したそうですが、
松下幸之助は、「1日休養、1日教養」の精神を説き
導入に踏み切ったといわれています。

身体をしっかりと休めるための1日と、
教養を身につける、あるいは心身を鍛えるための1日。
「教養がなければいい仕事はできない」という松下。

「二日間の休みを無為に過ごすのでなく、
心身ともに自らの向上をはかる方法を考え、実行して欲しい。
そして、自分のために勉強や運動をするときに、
自分が自己の向上に努めるのは、ただ単に自分のためばかり
ではなく、社会の一員としての義務でもあるという意識をもって欲しい」
そんなことを社員に語り、導入したそうです。

その後、1980年ごろには他の多くの企業に広まり、
官公庁に週休二日制が導入されたのは1992年ですから、
当時、いかに斬新な取り組みだったか想像できますし、
それが結果的に間違っていなかったということがわかります。

大人になったからといって、
学ぶことを止めるわけではないのです。
大人だから勉強しないわけではないのです。

むしろ、大人になってからこそ教養を広げていかなければ
仕事のできる領域が狭くなったり、分野が限られたり、
仕事の精度やスピードが遅くなったり、鈍ったり…。
それが最終的には自分自身の生活や、家族の生活に
影響するかもしれないと思えば、
仕事をしていても、日々少しずつ何かを学んでいくことは
とても大切なのではないでしょうか。

小・中学生、高校生の今、
学校や塾などでしっかりと勉強をしておく。
それは、近い将来、皆さんが大人として
新たな教養を身に着けていく際に、
文字が読めて、計算ができて、文章が書けて…等、
あるいは、他人の気持ちや考えがきちんと解る、
正しい思考や適確な判断、わかりやすい表現といった、
大人ならできて当然と言われてもおかしくない
とても大切なスキルを学んでいるということです。


「あ~暑い~」と唸りながらゴロゴロとして
1日何もせずに過ごしているのは、
ちょっともったいないかもしれません。

勉強するのはもちろん、
好きな本を読む、美術や音楽などの芸術を鑑賞する、
何かを作ったり、家のお手伝いをするのでもいい。
あと数日の夏休み、
ぜひ自分自身にとって有意義な時間に…。



さて、お知らせです。
年4回程発行している進学塾3Arrowsの
塾内情報紙『3Arrows News』vol.9ができました!
今回の講師紹介は小松川CSの杉山先生です。
今週、各教室で配布されますので、
手にしたらぜひご一読くださいね!



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ご連絡をお待ちしております。

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ぜひ夏休み中に一度お問合せ・ご連絡ください。
2学期が始まる前に、実力判定テストを受けていただき
お子さまの学習課題を明らかにし、
アドバイスを差し上げます。

また、場合によってはカリキュラムフォロー等の
学習プランをいち早くご提案させていただき、
お子さまの学習の負担や不安を取り除きながら、
スムーズな通塾スタートができるようサポートします。
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保護者の皆さまのご協力をお願いいたします。