2025/12/22奥戸CSNew!
過去問演習は、解き直しで効果アップ!
こんにちは!
進学塾3Arrows(スリーアローズ)奥戸CS
チャーリーこと中山です。
早いもので12月も後半に入りました。
クリスマスが近いです。
いよいよ入試が現実的な時期になってきましたが、この時期、多くの受験生が取り組んでいるのが「過去問演習」です。
「とりあえず何年分も解いている」
「点数はあまり高くないけど、回数はこなしている」
「数学は好きなので数学ばかり解いている」
もしそんな状態だとしたら、少し立ち止まって考えてほしいことがあります。
過去問演習の本当の意味・目的とは何でしょうか?
過去問は、その学校が「どんな力を求めているのか」を最も正直に示したツールです。
・どんな形式で出題されるのか
・どの単元がよく狙われるのか
・どこで差がつきやすいのか
・問題数や配点はどうなっているのか
これらを知るために過去問を解くのであって、「点数を取るため」ということだけが目的ではありません。
ですから最初から点数が取れなくても、まったく問題ありません。
むしろ、この時期は「取れなくて当然」です。
大切なのは、解いたあとです。
過去問演習で一番重要なのは…意味が最も大きいのは、「解き直し」です。
…という話をすると、
「あ、あまりできていないかも…」という人もいれば、
「え、ちゃんとやってるよ?」という顔をしている人もいるでしょう。
丸付けをしたあとに、間違えた問題のところに赤ペンで正解を書いておく。
そして、青ペンで丸を付けて、「はい、直し終了!」
ちょっと待ってください。
それで、本当に大丈夫ですか?
もし入試で同じような問題が出題されたら、間違いなく正解できる自信ありますか?

おすすめしたい解き直しの流れは、次のようなものです。
➀間違えた問題や迷った問題の番号に印をつける
②なぜ間違えたのか、自分の解いた形跡を追いながら、原因・理由を探す
➂解答解説を参考にしながら、正解までの道筋を解き直しノートにまとめる
④数日後、もう一度同じ問題を解いてみる
⑤類題を解くなどして、実力で正解できるか試してみる
ここまでやって初めて、解き直しをしたと言えます。
解き直しはなかなか手間もかかりますし、時間もかかるので「遠回り」している感覚になります。
でも実はこの解き直しが、成績アップへの一番の「近道」だと思います。
「答えを覚えても仕方がない」
「もう一度解く時間がもったいない」
「新しい問題を解いた方が効率が良さそう」
そう思う気持ちも分かります。
解き直しは、正解を覚える作業ではありません。
自分の考えた道筋を振り返り、どこが間違いのもとだったのかを見つけ出す。
忘れていた知識や、あやふやなままだった理解を、正しい姿へと修正する…それが成長に繋がります。
解き直しをしないまま問題数だけ増やしても、同じミスを別の問題で繰り返すだけです。
一度の失敗を、次の成功につなげられるかどうか。
ここで差がつきます。
今からでも、まだ十分に伸びます。
その秘策はここからの徹底した解き直しです。
・過去問
・模試
・テキストの間違えた問題など
どの教材を使うにしても、「解き直しの質」で成績が大きく変わるのです。
焦ってさまざまな問題集やテキストに手を広げるよりも、目の前にある一問一問を、丁寧に“自分の力”に変えること。
それが、これからの数週間でできる最も確実な受験対策です。
困ったとき、やり方に迷ったときは、遠慮なく私たちプロ教師に相談してください。
最後まで、一緒に考え、一緒に走ります。

明日も頑張りましょう!
2025▶26 冬期講習
■冬期Ⅰ期:12月21日(日)~12月24日(水)開室14時予定
●12月25日(木)は閉室です。
■冬期Ⅱ期:12月26日(金)~12月29日(月)開室13時予定
●12月30日(火)~1月3日(土)は閉室です。
■冬期Ⅲ期:1月4日(日)~1月7日(水)開室13時予定
●1月8日(木)は閉室です。
□1月9日(金)から3学期通常授業再開です
新小学3年生(現小学2年生)対象
プレスクール 開催!
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