2025/06/03新船橋CSNew!
中学受験のモチベーション
こんにちは。進学塾3Arrows新船橋CSの髙橋です。
今回のテーマは, 「中学受験のモチベーション」です。
ご存知の方が多いと思いますが, 中学受験は過酷な戦いです。私も中学受験経験者ですが, 感想を聞かれれば真っ先に「大変だった。」と答えます。
あの過酷さは, 大学受験や就職活動にも引けを取らないと思います。
では, そんな戦いをするにあたり, 何が受験生たちのモチベーションになるのでしょうか。
端的に言ってしまえば, それは「中学受験には多くのメリットがある」という事実でしょう。
メリットがあるから, 人は頑張れるのです。大人であれば「メリットがなくても頑張れる」という人もいるかもしれませんが, 小学生には難しいと思われます。
そこで, 以下に中学受験のモチベーションを上げる, 代表的なメリットを7つ挙げました。
1, 学力の近い生徒たちと切磋琢磨できる。
中学入試のある中学校は, 基本的に, 学力試験を突破した生徒だけで構成されています。そのため, 周りが皆ライバルになります。「切磋琢磨」を体現するのにうってつけの環境が整っています。(なお, この記事の最後に, これに関する私自身の意見を詳しく書いています。)

2, 高校受験がないため, 羽を伸ばせる。
私自身もそうでしたが, 中学受験を経て中高一貫校に入学すれば, 次の受験が6年後だとわかっているので羽を伸ばすことができます。例えば, 好きなことを勉強したり, 部活に打ち込んだり, 青春したり…
羽を伸ばし過ぎて堕落してしまうリスクもありますが, ほとんどのお子さんにとっては, 学校の勉強と並行して様々なことに全力で打ち込める貴重な時間となります。
3, 高校受験がないため, 大学受験に向けた長期的な学習計画を立てられる。
今の時代, 「受験の最終目標は大学受験」というご家庭が多いと思います。そんな大学受験においては, 中学受験を経て中高一貫校に入学することが有利に働く可能性があります。
というのは, 高校受験がない分, じっくりと丁寧に学力を磨いていけるからです。受験を意識するあまり, 焦って本質から外れた学習をしなくて済むとも言えます。
また, 大学受験ではめったに問われない単元を, 思い切って飛ばすこともできます。(それが良いことかどうかはわかりませんが, 大学受験に向けた効率的な学習法とは言えます。)
4, 英語なしで受験できる。
これは英語が得意か不得意かによるところもあります。とはいえ, 単純に科目数という観点で見たときに, 英語が無いことはメリットの一つになると思われます。
5, (私立限定)私立独自のカリキュラムで, 質の高い指導を受けられる。
私立の中高一貫校は, 生き残りのため, より良い魅力的な指導法を研究・実践しています。
また, 授業についてこられない生徒や成績の悪い生徒には手厚いフォローがあるなど, 面倒見の良さを売りにしている学校も多く見られます。
中学からは英語と数学が本格的にスタートするため, こういった指導面の充実は大きなメリットと言えるでしょう。(もちろん, 学校によって差はありますが…)
6, (私立限定) 公立中学校と違い「内申点」がないため, 伸び伸びと過ごせる。
公立中学校の最大の特徴と言っても過言ではない「内申点」。成績だけでなく, 普段の意欲や態度なども評価される仕組みですが, 私立中学校にはこれがありません。そのため, 先生の目を意識しすぎる必要がなく, 伸び伸びと過ごせます。ここに魅力を感じる方は昔から多いですね。
もっとも, だらしのないお子さんがますますだらしなくなってしまうリスクはありますが…
7, (私立限定)中学, 高校の多感な時期を, 綺麗な環境で過ごすことができる。
これもカリキュラム同様, 学校によりけりです。ただ, 基本的に私立の中学, 高校には綺麗な環境が用意されています。校舎の綺麗さや周辺環境は, 生徒を呼び込む重要なポイントですからね。
校舎が綺麗かどうかは, 案外気になるものです。特に近年は公共の施設でも綺麗に整備されていることが増えてきたため, 古く汚い校舎に拒否反応を示すお子さんが増えてきていると感じます。
以上, 中学受験の主なメリットを7つ挙げました。これらに魅力を感じられれば, 中学受験のモチベーションもアップするのではないでしょうか。

さて, ここからは私の個人的な意見を書いていきます。
私が中高一貫校での6年間を振り返ったときに, 心から「よかった」と思えるのは, 1(学力の近い生徒たちと切磋琢磨できる。)です。
アメリカの哲学者エマーソンが「金を払う相手は先生だが, 実際に私の息子を教育してくれたのは生徒たちだ。」という言葉を残しているように, 人は保護者や先生と同じくらい友達からも影響を受ける生き物です。
私は, 学年全体に「よきライバルたち」がいたこと, そして彼らと6年間切磋琢磨し, 刺激を受けられたことを, かけがえのない財産だと思っています。
もちろん公立中学でも, 優れた友人と切磋琢磨することは可能です。私も塾講師の立場から, そういった素敵な人間関係を数多く見てきました。
しかし, 様々な生徒が大勢入り乱れている以上, 優れた人間関係を構築する難易度は高くなります。日々アンテナを張って, よきライバルを探し続けなければなりません。そのため, お子さんによってはクラスや部活でたまたまできた人間関係だけで終わってしまうでしょう。
その点, 中学入試のある中高一貫では, はじめから学年全員が優れた友人候補であり, ライバル候補になっています。否が応でも「周りが全員ライバル」という環境に身を置くことになるのです。
中学生は多感で流されやすい年頃です。中学入学時点で「自分」を確立しているお子さんは少数派です。だからこそ, 中学受験をして, 周りに「よきライバル候補」しかいない環境に入っていくことに価値がある。それが将来に向けての良質な教育になる。私はそう考えています。
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