2024/04/04小松川CSNew!
通知表の考え方
こんにちは。
進学塾3Arrows小松川CSの服部です。
4月に入り、いよいよ新学年のスタートが近づいてきました。
気持ちも新たにワクワクやドキドキが募っていることでしょう。
さて、そんな気持ちも大切ですが、学年末に返却された通知表に今一度目を向けてみましょう。
それは思った通りのものでしたか?
もちろん、思った通り順調に推移している生徒もいるでしょう。
しかし、まだまだ思い通りに進んでいない生徒もいることでしょう。
通知表を上げるには通知表の評価とはどのようなものなのかを知る必要があります。
そこで、今回は通知表について書いてみようと思います。
通知表の評価の仕方は2020年度より各教科3観点での評価に統一されています。
その3観点とは下記の3つです。
①知識・技能
②思考・判断・表現
③主体的に学習に取り組む態度
1つずつ紐解いていきましょう。
①知識・技能
『各教科等における学習の過程を通した知識及び技能の習得状況について評価をするとともに、
それらを既有の知識及び技能と関連付けたり活用したりする中で、
他の学習や生活の場面でも活用できる程度に概念等を理解したり、
技能を習得したりしているかを評価する。』とされています。
簡潔にまとめると、テストの『基本問題』をどれだけとれているかで評価するということです。
②思考・判断・表現
『各教科等の知識及び技能を活用して課題を解決する等のために必要な
思考力、判断力、表現力等を身に付けているかどうかを評価する。』とされています。
こちらはさらに評価の過程が3つ示されていますが、分かりやすくまとめると。
テストの『応用問題』がどの程度できているかで評価されると考えていただければ概ね間違いありません。
③主体的に学習に取り組む態度
『知識及び技能を獲得したり、思考力、判断力、表現力等を身に付けたりするために、
自らの学習状況を把握し、学習の進め方について試行錯誤するなど自らの学習を調整しながら、
学ぼうとしているかどうかという意思的な側面を評価する。』とされています。
さらに、二つの評価側面が示されています。
① 既出の観点を身に付けるために粘り強い取組を行おうとする側面
② 粘り強い取組を行う中で、自らの学習を調整しようとする側面
非常に分かりにくいかもしれませんが、こちらの観点は『テスト以外』を評価するということです。
『テストでは測れない部分全般』を見られてはいるものの、『忘れ物』は通知表には含まれなくなったことも大きなポイントです。
(しかし本来は評価基準には含まれていないはずですが、忘れ物をしている生徒の方がこの観点の評価が低いこともまた事実です)
長々と書かせていただきましたが、通知表を上げていくポイントは2つです。
Ⅰ.とにかくテストでしっかりと得点を取ること。
Ⅱ.粘り強く取り組み、自らの学習を調整しようとすること。
この2点をきちんと仕上げていけば、思ったように評価されていくことも増えるはずです。
もし、このblogを読んで気になった方は「定期テストの結果」と「通知表」をお持ちください。
より具体的なアドバイスを差し上げることができるかと思います。
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