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2022/09/09小松川CSNew!
中3受験生の過去問対策

こんにちは。

進学塾3Arrows小松川CSの中島です。

夏休みも終わり、中学校の定期試験も一段落、といった頃です。

中学校3年生は2学期に過去問に取り組み始めます。

今回は受験パターン別に過去問についてご紹介します。

 

    都立共通問題対策

 

都立共通問題の出題は少し特殊です。

具体的には、記述が占める割合が低く、ほとんどが記号の選択問題です。

 

(例)令和3年度入試における選択問題の得点割合

英語 80

国語 70

社会 90

理科 92

 

3の模試は9月以降、

この出題形式にあわせて出題されるようになります。

夏休み前までに受ける模試は

いわゆる一般的な模試の形式なので、

この独特の出題形式に合わせて得点する力を

来年2月までに身につけることがゴールとなります。

 

とはいえ、3Arrows小松川CSでは

都立共通問題の過去問指導は11月末スタートです。

それまでの期間は中学校での学習内容をしっかりと復習して

過去問演習に備える時間にしましょう。

特に、夏の間にやりきれなかったことが残っている場合、

11月中までにしっかりと消化して

基本的な学力を高めておく必要があります。

 

    都立独自作成校

 

こちらは都立共通問題とは異なります。(※理社は共通問題です。)

英数国ともに記述の割合が増えるため

通常の模試に近い形での出題です。

 

対策の開始時期は都立共通問題と同じく11月末からですが、

第一志望の都立が一校に絞り切れていない場合、

それぞれの対策をする必要があります。

独自作成校と共通問題校の両方で迷っている場合や、

独自作成校の中で二校以上が選択肢となっている場合は

早めの10月ごろには過去問を始めたほうがよいでしょう。

 

    私立一般対策

 

私立入試の場合、出題形式は学校によって様々です。

記述中心の学校もあれば、

マークシート方式ですべて選択式、ということもあります。

自分が受験する予定の学校の過去問は早めに目を通して

出題形式を知っておきましょう。

また、私立一般受験をする場合、

トータルでの受験校数が多くなる傾向があります。

3~4校の過去問に取り組まなければならないこともざらなので

開始時期は少し早めの10月になります。

 

この場合、過去問開始までの準備期間は残り1か月弱となります。

夏の間に十分に基本学習ができていない場合、

急ピッチで仕上げていかないと

思わぬ結果が出てきてしまうかもしれません。

 

 

以上、おおまかに3つのパターンについてご紹介しました。

1学期の親子集会でも

夏明けまでに基本学力を固めるよう伝えてきました。

夏明けからはいよいよ

「入試本番でどう得点するか」

を追求していきます。

十分な合格への手ごたえをもって年を越せるよう、

いまできる最善の努力をしましょう。